部屋の湿度を調整する必要がある冬などの季節が過ぎて、加湿器を使わなくなった際には保管方法をよく考えなければいけません。
手入れをせずに保管してしまうと機器の内側でカビが発生して、健康的な問題が発生する可能性もあるためです。
蒸発布と加熱筒が付いているタイプの加湿器は、2つのパーツを重装で掃除しておくのが正しい保管方法です。
スチーム式の加湿器は汚れを放っておくと水に含まれるミネラルが塊として残ってしまうので、重装を使って取り除いてから保管することが推奨されています。
気化式の加湿器はフィルターにカビが付着しやすいので、定期的に汚れを落とすことも重要です。
少量の漂白剤を入れたぬるま湯にフィルターを30分ほど入れておき、汚れを落としてから時間をかけて乾かすのが手入れの方法の一つです。
フィルターの汚れが目立たない場合は、ぬるま湯で洗うだけでも汚れは落ちます。
集塵フィルターは掃除機でホコリなどを吸い込むだけで、十分に汚れを落とすことは可能ですが、花粉やダニの死骸などの汚れが溜まっている可能性には注意してください。
クリーニングを済ませてから加湿器を押入れなどに収納しておくのが、加湿器を長く使うためのコツだと意識して、保管方法を見直すことをおすすめします。