冬場は温度の低下に伴い湿度も減って行くのが特徴です。
冷たい空気の中には水分が蒸散出来る量が限られてくるので、積極的に加湿をしないと喉を含めて粘膜にダメージがあります。
部屋の温度を暖めて加湿器を使うことで、飽和水蒸気量が上昇して、粘膜や肌のダメージを軽減してくれるのです。
人間の体は動物に比べて極力体毛が少ないので、温度変化や湿度変化には強い体制を持っておりません。
加湿器を使うメリットは粘膜や肌の保護ですし、近年ではアロマや殺菌作用のある機能などを使うことで、部屋のカビなどを防ぐメリットを持たせたマシンも開発されました。
気を付けなければいけないのが、空気中の水分バランスだけではなく、機械内部の水分に着目することです。
内部でカビが発生してカビを水蒸気にして放出してしまうと、部屋がカビてしまったり気管支の調子を悪くする結果になります。
内部を紫外線で照射する防カビ機能や、電解水やアルコール注油による消毒機能などがあることが、一定の効果を持っているのです。
さらに定期的に中性洗剤で洗い、陰干しを行うことでユニット洗浄の効果があります。
またフィルターに吸い上げて蒸散する加湿器は、フィルターの清掃や定期的な交換が必要になるのです。